錯覚の化学:脳の錯覚②

cocorotkn 2011年12月16日 by cocorotkn

「記憶の錯覚」が次の興味を引いた点です。

以前から言われていた事ですが、

「記憶は作られる」と言う事です。

 

記憶が当てになるかならないか!

あなたは記憶に自信がありますか?

 

妖怪シリーズに出来た「刷り直し」も、

同じ事が言えます。

 

人間は記憶を、イメージとして捉える傾向が在るようです。
 

 

例えば、

辞任した鉢路前経済産業相の発言を、

各新聞社の記者たちが書いた記事が、

みんなん表現が違った事です。

 

本当の発言はひとつしかありません。

しかし記事はみんな、どこか違う表現になって居ました。
 

 

他にも、ヒラリー・クリントンが民主党候補指名争いの演説で、

ボスニアを訪れた時に

「私は、着陸した時に狙撃兵の銃火を浴びたのを覚えています。

空港では歓迎式典が行われる予定でしたが、

私はひたすら頭を低くし、

基地に向かう車まで走りました。」

 

しかし、

この事実は無かったようです。

彼女がウソを演説で言ったわけではないでしょう。

調べれば分かるようなウソを!

なのに彼女は言った。

 

それは、彼女の「脳」の中で、

色々な記憶が重なり「上書き」され、

あたかも自分が体験したかの事様に、

記憶が錯覚したのです。
 

 

私たちの生活の中にもよくあると思います。

 

「昔、あなたが私に屈辱を与え、

罵倒した言葉を私は今でも一字一句たりとも忘れずに覚えています。」と言う方が居られます。

 

この方に、期間を空けて同じ事を語って貰うと、

少しづつ話す言葉が変わってきます。

 

イメージで記憶をしているので、

状況が少しづつ変化をして、

自分の都合に合わせた記憶にする変わってきているのです。

 

特に、第三者に情報を加えられると、

その情報のイメージにすり替わっていき、

時には全く違う状況の内容に変わっている事もあります。

特に、感情がキツイ時ほどイメージが勝ってしまうので、

言葉としての記憶は弱くなります。

そして、自分にとって都合の良い方向に!
 

 

「歴史は勝者によって創られる」です。

勝者にとって都合がよく、

「自分が正義であり、敗者は悪である。故に相手を倒した。」との理論です。
 

 

私たちも、日常生活の中で「記憶の錯覚」に振り回され、

真実を歪めている可能性は大きいですね!

自分に都合良く!
 

 

だったら、真実は何処に在るのでしょうね!

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