「苦の耐性」と、聞けば、
苦しみに耐え忍べと言う感じに受け取られそうですが、
そうではありません。
何事にも、「産みの苦しみ」と言うものが付いて回ります。
何か新しいことをする時には、そんなにスムーズに物事は進みません。
必ず、壁にぶつかり、思うように事が旨く進まないものです。
その壁を乗り越えてこそ自信になり、
新たなる力を生んでいきます。
この積み重ねにより、人間は強く成長をしていきます。
しかし、現代はこの「苦の耐性」に対して弱い人が増えています。
壁にぶつかるとすぐに諦めています。
ちょっと失敗したり、
物事が思うように進まなかったりするとすぐに諦めます。
そして、その失敗を認めたくないので、
弱音を吐いて、
人のせいにして、
言い訳を考えます。
傷つきたくないから。
でも後から、この「しっぺ返し」が廻ってくることに気づかずに!
しかし、今は「苦の耐性」が出来ない環境がいっぱいあります。
無理をしなくても良いのです。
無理をしなくても、
何とか生きていけるのです。
誰かが変わりにやってくれたり、
周りが諦めたりして!
恵まれ過ぎています。
しんどい事、
苦しい事、
辛い事、
悲しい事などを
無理して頑張って乗り越えなくても、
まぁその時さえ何とかいければいいじゃないか。
こんな思いを、心の片隅に持っていませんか?
自分らしく生きたくないならば、それも良いのですが、そんな事は嫌だと思います。
自分らしく生きるために、
「ひと踏ん張り」して見ませんか?
頑張って、乗り越えてやり遂げた「達成感」は素晴らしいものですよ。
この「達成感」がまた次の力を生みます。
自信になり「やれば出来るんだ」と。
「弱音」を吐く前に、ひと踏ん張り頑張ってみませんか!